
みなさんα-シクロデキストリンという成分をご存知でしょうか?
今回はα-シクロデキストリンの以下の項目について、詳しく紹介していきます。
また、安心安全な国内製造にこだわっている自社商品も紹介致しますので、ぜひ一度ご覧ください。
- α-シクロデキストリンについて
- α-シクロデキストリンのダイエット効果
- α-シクロデキストリンはそれ以外の効果
- α-シクロデキストリン 副作用
- 難消化性デキストリンとα-シクロデキストリン 違い
近年ダイエットに効果が期待できる!と話題のα-シクロデキストリンについて詳しく解説していくよ!
この記事の目次
α-シクロデキストリンとは?

α-シクロデキストリンとは、まず、でんぷんにシクロデキストリン生成酵素を作用させて得ることができます。
そのシクロデキストリンは、グルコース分子が輪の形に連なった【環状オリゴ糖】です。
その、環状でバケツのような形であるシクロデキストリンは、輪の大きさで3種類に分類され、その一つが、α-シクロデキストリンです。
名前だけ聞くと、聞いたことのない、得体のしれない物質だと思ってしまいがちですが、実は以下のような身近な食材に多く含まれているのです。
- ジャガイモ
- とうもろこし
一般的には、
グルコース、6〜8個。
6個の物は、
α-シクロデキストリン
7個の物は、
β-シクロデキストリン
8個の物は、
γ-シクロデキストリン
と言います。
α-シクロデキストリンの効果3つ

α-シクロデキストリンの効果は、おもにこの3つが挙げられます。
- 血糖値上昇を抑制する作用
- 余計な糖の排出を手助けする効果
- 抗アレルギー作用
順番に解説していきます。
血糖値上昇を抑制する作用

近年、社会問題となっている生活習慣病、その中でも最も身近で、重要視されているのが糖尿病の前触れである血糖値の上昇です。
血糖値の上昇は簡単に言うと血液中のブドウ糖が過剰になる病気で、それ自体は生命を脅かすよ うな怖い病気ではありませんが、食後の急激な血糖値上昇に伴い,
糖尿病だけでなく高脂血症や高血圧などを引き起こし,やがて動脈硬化へとつながる心配があります。
ですから、日頃から血糖値をコントロール することは大変重要です。
そこで、α-シクロデキストリンは砂糖分解酵素の活性阻害作用も、もっており、
多糖類による血糖値上昇の抑制に加え、白米や、砂糖、パンなどの少糖類による血糖値上昇を抑制する作用が期待できます。
つまり、糖を包み込んで、排出を手助けしてくれる効果が期待できるってことだね。
ご飯を炊く際に、α-シクロデキストリンを一緒に炊くとお米が黄色くなりにくくなる効果も期待できます。
余計な糖の排出を手助けする効果

動物性油脂に多く含まれる飽和脂肪酸は,
生体内に吸収されると動脈硬化の原因となるLDLや IDL などの悪玉コレステロールの増加が関係すると言われております。
よって,飽和脂肪酸の摂りすぎは,肥満や動脈硬化,心筋梗塞, 脳梗塞などの生活習慣病に直結しているのです。
さらに、動脈硬化を予防する HDL 善玉コレステロールを減少させてしまいます。
そこで、α-シクロデキストリンは余計な悪玉脂肪酸を包み込んで排出し、これストロール値のコントロールする役割が期待できるのです。
簡単に言い換えると、余計な糖を包み込んで、排出を手助けしてくれる効果が期待できるってことだね!
抗アレルギー作用
α-シクロデキストリンは従来の食物繊維とは異なり、動物実験・臨床試験の結果、抗アレルギー作用があることがわかっています。
アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの患者を対象とした試験が行われ、効果が実証されています。
さまざまな動物実験や アレルギー性鼻炎,気管支喘息,アトピー性皮膚炎の患者 を対象とした臨床試験が行われ,
以下の様にアレルギー作用が改善されているのがわかると思います。

多機能性新食物繊維としての α– シクロデキストリン 城 文子,中田大介,寺尾啓二
α-シクロデキストリン 副作用

現在の研究では、α-シクロデキストリンは副作用もない安全な物質だと考えられています。
じゃがいもやとうもろこしに含まれる、食物繊維の一種ですので摂取量についても決まりはなく、摂りすぎたからといって身体に害があるわけではありません。
ただし、一般的な食物繊維やオリゴ糖などと同様に、一度に大量に摂取することでお腹が緩くなることがあります。
ですから最初は少量から始め、徐々に量を増やしていくことをオススメします。
目安の摂取量は特に決まっていませんが、日ごろの食物繊維の不足分を補う形で摂るのがよいでしょう。
難消化性デキストリンとα-シクロデキストリンの違い

αシクロデキストリンは難消化性デキストリンの一種ですがその中でも、
αシクロデキストリンは水や油に馴染み、食物繊維の性質とオリゴ糖の性質を併せ持っております。
さらに吸着する性質をも持った特別な構造で、一般の難消化性デキストリンと違って、脂質の吸収まで抑えてくれるのが大きな特徴です。
つまり、難消化性デキストリンとα-シクロデキストリンの方がダイエットに向いている成分と言えます。
まとめ

α-シクロデキストリンを自社で販売しております。
安心安全な国内生産にこだわっておりますので安心してご使用いただけます。
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?